2004年 10月 24日
素敵な着こなしの方にお会いしました |
ヘレボラスを愛する方々の講演会でのこと。はじめて御目にかかる方々の中に、微笑みの印象的な、しっとりとした着物美人さんがお一人いらっしゃいました。Sさんです。
泥染の細かい絣の大島に、紅いもみじの刺繍の黒い染めの帯。黒も落ち着いた深い色。素晴らしい刺繍なのに小さくて控えめで。洋服の方々の中に秋らしい装いでした。
「わぁ、素敵!」とうっとり遠くから見つめるだけのぴっころ。
会がお開きになると早速、遠方からいらっしゃったSさんは、新幹線で帰られるとのこと。
ちょっと見たことの無い大島の赤い道行きをお召しです。
思い切って声を掛けました。
お若い頃の鮮やかな赤い色大島、道行に仕立て替えたそうです。
着物で着るにはちょっと勇気の要る色も、長く愛用出来ます。
大島のなせる技、でしょうか。
帯はお母様の黒い羽織を帯に仕立てて。
お着物もお母様から。お母様も大島がお好きで。
今まで、十分に着られる状態の着物から作った洋服などを見かけて、着物に鋏を入れるのにあまり良くない印象を持っていたぴっころですが、ちょっと鋏を入れ仕立て替える事で、愛用品を、譲り受けたものを、長く楽しめること、素晴らしいとあらためて気付かされました。
「これで裾をちょっと持ち上げて階段駆け上がったりするのよ。」「どんどん着ましょうね」等、にっこりと仰いました。嗚呼、帯付の後姿を撮らせて頂けばよかったのに、と気付いたのは、Sさんのお姿を見送って暫く経った後でした。
<今日の着物>
黒のワッフル織の木綿着物・グレーベージュの水玉の付け帯・手拭の半衿
洋服の中に馴染むといいな、と選びました。
泥染の細かい絣の大島に、紅いもみじの刺繍の黒い染めの帯。黒も落ち着いた深い色。素晴らしい刺繍なのに小さくて控えめで。洋服の方々の中に秋らしい装いでした。
「わぁ、素敵!」とうっとり遠くから見つめるだけのぴっころ。
会がお開きになると早速、遠方からいらっしゃったSさんは、新幹線で帰られるとのこと。
ちょっと見たことの無い大島の赤い道行きをお召しです。
思い切って声を掛けました。
お若い頃の鮮やかな赤い色大島、道行に仕立て替えたそうです。
着物で着るにはちょっと勇気の要る色も、長く愛用出来ます。
大島のなせる技、でしょうか。
帯はお母様の黒い羽織を帯に仕立てて。
お着物もお母様から。お母様も大島がお好きで。
今まで、十分に着られる状態の着物から作った洋服などを見かけて、着物に鋏を入れるのにあまり良くない印象を持っていたぴっころですが、ちょっと鋏を入れ仕立て替える事で、愛用品を、譲り受けたものを、長く楽しめること、素晴らしいとあらためて気付かされました。
「これで裾をちょっと持ち上げて階段駆け上がったりするのよ。」「どんどん着ましょうね」等、にっこりと仰いました。嗚呼、帯付の後姿を撮らせて頂けばよかったのに、と気付いたのは、Sさんのお姿を見送って暫く経った後でした。
<今日の着物>
黒のワッフル織の木綿着物・グレーベージュの水玉の付け帯・手拭の半衿
洋服の中に馴染むといいな、と選びました。
by piccolo0331
| 2004-10-24 23:05
| きものまわり