2008年 10月 14日
仕立てを引き取りに―(2)昔モノの長羽織 |
お手入れが安い呉服屋さん。
昔モノの長羽織の仕立て直しをお願いしてみましたが、
とてもとても待たされました。
まさに、アンティーク!な雰囲気満点なところが大好きな楓の長羽織。
ン年前のキモノフリマにて、千円で
「もうアンティークは着ない」という着物乙女さんから譲っていただいたもの。
かなり汚れてて、相当弱っていますが、大切に着たいお気に入り。
解き→今回は洗い張りに耐えられず生洗い→仕立て直し。
汚れは完全には落とせませんでしたが、
まあまあそれなりに。
妥協すべきところ?
付いていた羽裏は弱り使えず、手持ちの洗い張りから。
袖裏は紅絹でチラリと緋色をきかせて。
羽裏は紅絹は強度不足なので、楓の色に合わせた橙色のものを。
私の失敗点
長羽織、長すぎました。
立ち姿は長い方が大正ロマン的で好きなのですが、
やはり、長羽織とはいえ、膝裏丈にすべきでした。
椅子に腰掛けている時、
階段を昇る時、
ふと屈む時、
裾を気にして、手繰っておかねばなりません。
日頃、キモノの裾を汚さぬように、
褄を上げる癖は身に付けたのですが、
(褄をちょこっと上げるので、
長襦袢に凝るようになりました。)
それに羽織の裾を手繰るのが追加されると…
慣れるまではツラいわー
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過去に袖を通したのは3年前の秋でした。
裄と身幅が足りないのに、無理無理引っかけて羽織っています。
恥ずかしいですね。。。orz
by piccolo0331
| 2008-10-14 20:18
| 箪笥の引き出し